用語解説

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ことばは生きものです。時代とともにいろいろな変化をみせてくれます。そのサイクルが早くなっています。
古いことばがいきなりトレンド最前線に登場したり造語で新しい価値をみごとに表現したり。
そんなことばの解説を分かりやすく、また、あえて理屈っぽくもご紹介します。

ロハス(LOHAS)

ロハス(LOHAS)とは、Lifestyle of Health and Sustainabilityの略です。健康で環境に負荷を与えない持続可能性に配慮したライフスタイルを指しています。

LOHASは1990年代の後半にアメリカの中西部、コロラド州ボールダー周辺で生まれた新しいビジネス・コンセプトです。ボールダー周辺には、地球環境問題や農薬汚染の問題に危機意識を持ち、オルタナティブな生き方やLOHASな事業を始めた人たちが誕生しました。

そして国の政策と地球環境の持続性に危機感を持つ、社会企業家やクリエイティブな人たちがビジネスを通じて新しいパラダイムの創造を志しました。これがLOHASの源流です。

ロハスは五つのカテゴリーから構成されています。

1 持続可能な経済: 再生可能エネルギー、環境マネジメント、省エネ製品 etc.

2 健康的なライフスタイル: 天然・有機商品(食品・衣料など)、サプリメントetc.

3 代替医療: 鍼灸、ホメオパシー、予防治療、全体治療、補完医学 etc.

4 自己開発: ヨガ、ダイエット、「SPIRITUAL」な製品・サービス、瞑想・座禅 etc.

5 環境に配慮したライフスタイル: エコ住宅、環境負荷の低い電化製品、エコツーリズム etc. (資料提供:NPO法人ローハスクラブHPより引用)

2004年から数年間、日本でも一大ブームが起き、様々なメディアで特集が組まれました。ブームは去りましたが健康(Health)、持続可能性(Sustainability)は現在も重要なキーワードとして重要視されていますし、考え方はいまも継がれています。

Writer Profile

山口 タカ

大分県佐伯市出身 や組 代表

「オーガニック電話帳」編集・発行人オーガニック、食育の普及をテーマに活動。

人気漫画「美味しんぼ」第101巻“食の安全”をコーディネート。

作中に“有機の水先案内人”として登場。

●オーガニック活動履歴

日本初のオーガニック専門誌「ORgA(オーガ)」(廣済堂出版)を1997年に創刊(〜2000)。

2000年に「オーガニック電話帳」を創刊。現在、改訂第7版。

97年以来、オーガニックの普及をライフワークとして全国の篤農家や食品メーカー、レストランなど日本全国を取材し続け、消費者に向けオーガニック(有機)を広める活動を続けている。

NPO日本オーガニック検査員協会(JOIA)とオーガニックコミュニケーター養成講座テキストを制作。